オリジナル工法

目隠しフェンスの程度の差こそ色々ですが、現在の住宅環境の中では必需品となりましたが、高さ・幅・色・材質・隙間の大きさ・通風・日当り・構造・安全性・メンテナンス・・・etc。検討課題は山積みです。あなたの条件に合った目隠しはどんなものでしょうか?

構造や安全性には十分な留意をしましょう。強風や地震etcによる倒壊の恐れのないようにしましょう。もしもの時には、近隣トラブルの基になる事もあります。
隣地に接した面に設ける場合には、メンテナンスの事をよく考えておきましょう。

内側からは、再塗装等のメンテナンスが可能でも、隣地側からは、敷地内に入らせて頂かないと出来ない場合もあります。なるべくならメンテナンスフリーの材質を選べたらいいですね。

■Advice
目隠しフェンスは、意外と費用のかかるものです。ご予算との調整も大切な課題です。(有)オッフルでは低金利のリフォームローンも扱っていますので、ご検討ください。タカショー・リフォームローン(オリコ)となります。

オリジナルの工法による背の高い塀を実現しました

高さの高いブロック塀は、地震の事を考えると、不安でなりません。
そこで、軽量軸組工法で創ることで、耐震性が増しました。
写真の現場は高さが2m50cmあります。

アルミの角材とロックセルボードが主な構造材です。
ロックセルボードとは、炭酸カルシューム系発泡板の商品名です。(メーカー名:フジ化成工業x{fffd}梶j。
断熱性・不燃性・耐久性・耐水性・防湿性に優れ、比重は0,07と非常に軽くモルタルやコンクリートとの接着性は抜群に優れています。又、接着剤による接着性にも非常に優れています。
本来の使用目的は、建築物の内断熱・外断熱工法の断熱材として、国土交通省の認定を受け、広く採用されている素材です。

工事の工程写真

1.擁壁用の型枠コンクリートブロックで基礎部分を作ります。
2.アルミ角材で軸組を作ります。
3.ロックセルボードを両面に貼ります。

4.継ぎ手部分に養生テープを貼って、ひび割れや防水も兼ねます。
5.軽量モルタルを両面に塗ります。下地の完成です。

ジョリパット(仕上げ材)をコテ塗り仕上げして、ポストや表札・インターホン・照明などを付けて完成です。

同様の工法でリフォームした目隠し塀

リビングなどの窓が丸見えで、一日中カーテンが閉まっていました。
この壁を創ってからは、カーテンを空けたり、ガラス窓を開けて風を通したり、以前とは生活が変わってしまいました。

ロックセルボード

ロックセルボードのカットサンプルです。
SD-30 炭酸カルシューム系発泡板